仕事で使うビジネスバッグは、見た目だけでなく、毎日の荷物を無理なく持ち歩けるかが大切です。
14インチのノートPCやA4書類はきちんと収まるのか。
充電器やマウスなどの小物を入れても整理しやすいか。そして、荷物を入れたときの重さも気になるところです。
今回紹介するのは、LIBのビジネスバッグ(ミディアム)です。
実際に仕事で使いながら、PCや書類の収納力、ポケットの使い勝手、持ち歩くときに感じる重さを確認しました。
写真とともに、使って分かった良い点と気になる点を紹介します。
LIBビジネスバッグ(ミディアム)のサイズ・重量・仕様

| サイズ | 高さ27.5cm × 幅38cm × 底マチ9cm |
| 持ち手高さ | 12cm |
| PCポケット内寸 | 横35.5cm × 縦21.5cm(公式値) |
| 重量 | 約1,025g |
| 収納 | 内側:フリーポケット×2、PCポケット×1、ファスナーポケット×1/外側:ファスナーポケット×1 |
| 対応 | A4ファイル、14インチノートPC |
| ショルダー | ストラップ取付金具あり(ベルト別売) |
| カラー | 提供品はホールブラック |
公式スペックだけでは分からない収納の限界や、革の手触り、ポケットの使い分けを実物で確認しました。
14インチPCは入る?PCポケットの内寸とクッション性
14インチ対応でもPCの実寸確認が必要
LIB公式のPCポケット内寸は横35.5cm×縦21.5cmで、14インチまでのノートPCに対応すると案内されています。実際にPCを入れて仕事で使用しており、ポケットのクッションに華奢な印象はありません。ただし、14インチという画面サイズだけで収納を判断するのは避けたいところ。PCの機種によって本体の縦横寸法や厚みが違うため、購入前に実寸とポケット内寸を比較してください。今回使用したPCの正確な寸法と、充電器を同時に入れた際の余裕は未計測です。
収納力を実物検証|弁当箱・水筒まで入るがガジェットケースは難しい
実際に手帳、PC、弁当箱、水筒、メガネ、財布を入れたところ、バッグの形状を崩さず収納できました。一方、この6点に加えてガジェットケースまで入れる余裕はありませんでした。収納できるかだけでなく、バッグの形を保てる荷物量を基準にしています。A4ファイルは公式対応ですが、今回の6点と同時に入れた際の余裕は未検証です。
収納の限界は、ガジェットケースを追加したとき
今回の6点を収めた状態では、バッグの輪郭が大きく膨らむことはありませんでした。しかし、ガジェットケースを追加する余裕はなく、容量には明確な限界があります。充電器やマウスまで持ち歩く場合は、収納方法を工夫するか、ひと回り大きなバッグも候補にした方がよいでしょう。
約1kgの重さは気になる?実際の持ち心地
本革で約1,025g。手持ちでは重さが気になりにくい
本体重量は公式値で約1,025g。実際に持つと、これまで触れてきたほかのレザーブリーフケースより軽快に感じます。革が必要以上に厚くなく、内装には少し光沢のあるファブリック素材が使われています。こうした素材の選択も、軽快な持ち心地につながっている印象です。ただし、素材ごとの重量への寄与を計測したわけではありません。PCポケットなど内部のクッションはしっかりしており、単に薄く華奢に仕上げたような不安は感じませんでした。空の状態の実測重量と荷物を入れた総重量、長時間持ち歩いた際の負担は引き続き確認します。
自立性|空でも荷物を入れても立つ
荷物を入れなくても自立する
空の状態でも、普段の仕事道具を収納した状態でも自立しました。手帳、PC、弁当箱、水筒、メガネ、財布を収納してもバッグの形状を保てるため、仕事先で床や机に置く場面でも扱いやすい構造です。なお、PCだけを入れた状態や床面の材質による違いは未検証です。
内側ポケット|PC・財布・メガネ・スマホの収納場所
PC・財布・メガネ・スマホの定位置が決まる
内側にはPCポケットが1つ、反対側にファスナー付きポケットが1つと通常ポケットが2つあります。実際には、PCポケットにPC、ファスナー付きポケットに財布、通常ポケットの一方にメガネケース、もう一方にスマホを収納しています。持ち物ごとに定位置を決められ、使いやすいと感じました。小物がメイン収納の中で散らばらず、必要なものを分けて収められる点が便利です。
外側ファスナーポケット|B5ノート・ペン・鍵を収納
外側のファスナーポケットは想像以上に広く、B5サイズのノートを実際に収納できました。一方、iPadは収まりませんでした。ポケット内部にはペン差しと通常ポケットがあり、ペン差しにはボールペンを1本、通常ポケットにはキーケースを入れて使っています。バッグ全体の容量に対してポケットの区切り方が適度で、仕事道具を無理なく整理できると感じました。バッグを持ったままの出し入れやすさについては引き続き確認します。
持ち手は柔らかく手に食い込まない|肩掛けは未検証
荷物を入れても持ち手が手に食い込みにくい
荷物を入れて持っても、持ち手の握りにくさや手への食い込みは気になりませんでした。持ち手は一般的なビジネスバッグと同様に握りやすい太さで、表面の革も柔らかく手当たりが穏やかです。長時間の持ち歩きや、別売ショルダーベルトを使った肩掛けは未検証です。
別売ショルダーベルトはナイロンとレザーの2種類
肩掛けする場合は別売りのベルトが必要です。LIB公式では、幅4cm・長さ最大140cmのナイロンタイプ(1,490円)と、幅3cm・長さ最大125cmのレザータイプ(2,490円)を販売しています。大きめのバッグには幅広のナイロンタイプが公式の推奨。見た目の統一感を重視するならレザーも候補ですが、ミディアムとの実使用比較はしていません。価格・カラー・在庫は購入時にご確認ください。
LIB ショルダーベルト(ナイロン)を公式サイトで見る / LIB ショルダーベルト(レザー)を公式サイトで見る
キャリーオン機能|公式対応、実機での使用は未検証
公式では、背面をキャリーケースのハンドルに通せるキャリーオン仕様と案内されています。出張での移動に便利な機能ですが、今回は実際のキャリーケースへの装着や、走行中の安定性を検証していません。
撥水性は公式案内あり|雨天使用・傷の変化は未検証
LIB公式は、採用する牛革についてJIS規格に基づく試験で撥水性4級を取得したと案内しています。ただし、試験した試料での結果であり、バッグ内部への浸水を防ぐ防水性能を保証するものではありません。
実際の雨天使用での水滴の拭き取りや、長期使用後の角スレ・色変化はまだ検証していません。公式の撥水性の案内と、実際に濡れた場合の使用感は分けて考える必要があります。
革の質感とデザイン|丸みのあるホールブラック
丸みのある形と柔らかな革が堅苦しさを抑える
実物の革は柔らかく、しっとり感とさらっとした手触りが両立しています。必要以上に厚く硬い印象はなく、仕事用のバッグとして触れたときの質感も好印象です。デザインも非常に気に入っています。装飾を抑えたシンプルな外観でありながら、やや丸みのあるフォルムが特徴です。一般的な角張ったブリーフケースに比べて柔らかい印象があり、持つ人の雰囲気までソフトに見せてくれると感じます。ビジネスバッグらしさを保ちながら、堅苦しくなりすぎない点が魅力です。金具の見え方や、傷・指紋の目立ちやすさについては写真と継続使用で確認します。
LIBのスリム・ミディアム・ツールームの違い
軽さのスリム、収納力のミディアム、仕分けのツールーム
同じLIBのビジネスバッグでも、薄さ・収納量・開口部の構造・持ち運び方は異なります。購入前に比較したい主なモデルを、公式の商品情報に基づいて整理しました。
| モデル | 幅×マチ×高さ(cm) | 重量(g) | PC目安(インチ) | 選び方 |
|---|---|---|---|---|
| スリム | 38.5×7×27.5 | 719 | 14 | 薄く軽い |
| スリム(スクエア) | 38.5×6×28 | 883 | 14 | 角張った薄型 |
| ミディアム(本記事) | 38×9×27.5 | 1,025 | 14 | 弁当箱・水筒も実物収納 |
| 通常ビジネスバッグ | 40×11×30 | 1,016 | 15 | 大きめのPC向け |
| ツールーム | 39.5×12×29 | 1,106 | 15 | 収納を分けたい人向け |
| フルオープン | 40×12×30 | 1,200 | 14 | 開口部の広さ重視 |
PCと弁当箱・水筒を一緒に持つならミディアム
スリムは軽さ優先でPC・書類中心の人、ミディアムはPCと弁当箱・水筒を一緒に持ちたい人、ツールームは荷物を分けて整理したい人に向きます。今回のミディアムではPC・手帳・弁当箱・水筒・メガネ・財布を収納しても外観を保てましたが、ガジェットケースの追加は難しい結果でした。大きなPCを使うなら通常モデルやツールームも候補になります。開口部を大きく開いて荷物を確認したい場合はフルオープン、形をすっきり見せたいならスクエア型も比較対象です。なお、ミディアム以外は実使用比較ではなく公式仕様からの選び方です。LIB公式のビジネスバッグ一覧で現行価格・カラー・在庫を確認してください。
別売チャームでシンプルな黒いバッグにアクセント
別売の「メッセージタグ」(商品番号10227)を購入してバッグに取り付けました。ホールブラックのシンプルな外観にアクセントが加わり、デザイン面でも満足しています。牛本革製で、内側にメッセージや名前を刻印できる仕様です。バッグ本体には付属せず、タグは別売りです。公式掲載価格は1,490円(税込)で、刻印を希望する場合は追加料金がかかります。価格・カラー・在庫は購入時にご確認ください。
LIBの仕事小物と合わせて使う
WHEIRでは旧ビジネスレザーファクトリー時代に購入したLIBのIDカードホルダーを3年目まで使用しています。同じ仕事道具として、色・革・持ち物のまとまりも確認しています。LIBのA5手帳カバーも実際に使ってレビューを作成しています。記事公開後に相互リンクを設置し、手帳とバッグを合わせた使い方を紹介します。
購入前の注意点|容量の限界・底鋲なし・ショルダー別売り
ガジェットケースを追加すると容量が足りない
購入前に注意したいのは、収納容量・底面の仕様・持ち運び方の3点です。実際にPC・手帳・弁当箱・水筒・メガネ・財布は収納できましたが、さらにガジェットケースを追加する余裕はありませんでした。底面には金属製の底鋲がなく、接地する部分は当て革です。置くときに金属音がしにくい一方、長期使用による擦れは今後確認が必要です。また、ショルダーベルトは別売りのため、肩掛けを前提にする場合は追加費用も確認してください。
まとめ|形を崩さない収納力と柔らかなデザインが魅力
LIBのビジネスバッグ(ミディアム)は、14インチクラスのPCに加えて手帳や弁当箱、水筒を持ち歩きたい人に向く一方、ガジェット類を多く持つ人には容量が足りない場合があります。丸みのある外観と、仕事道具を整理しやすい収納構成が魅力です。実際にPC・手帳・弁当箱・水筒・メガネ・財布を入れても形が崩れず、空でも荷物を入れても自立しました。内外のポケットは用途ごとに使い分けやすく、革は柔らかく、持ち手の当たりも穏やかです。一方、さらにガジェットケースを追加する余裕はなく、底面の当て革が長期使用でどう変化するかは気になるところ。荷物を詰め込みすぎず、端正さと柔らかな印象を両立した仕事用レザーバッグを探す人に向いています。
